
プロローグ
この写真はガリラヤ湖に到着した直後にツアーの仲間に撮ってもらったものだ。遠くヘルモン山が見えた。結構珍しいことだそうだ。ここには蚊がたくさんいて私は何箇所か刺されてしまったが、近くにいた人と蚊の存在意義について語った。(蚊なんていなくていいのに、ということ)。

カイロ黎明

野生の駱駝?

シナイ山の夜明け
長いバス旅の後シナイ山の麓に前泊。ラクダの背に乗り登るシナイ山はとてもスリリングであったが、山頂で賛美歌を歌いながら迎えた夜明けは格別であった。
*蛇足だがピラミッドにせよ、シナイ山にせよらくだの背にはなるべく乗らないほうがよいと思う。あのラクダ使いたちはちょっと・・・。

シナイ山より下る
日の出を見た後の下山。初めて周りの景色が見え、その荒々しさに驚く。モーセの気持ちに思いを馳せた。

死海の夜明
シナイ山を出て後、イスラエルに入国し死海で一泊。海面下数百メートルのこの地はうそのような暖かさだ。到着当日は死海に浮いて遊んだ。沖に見える黒いスジのようなものは、金属マグネシウムの原料を採取するためのものだそうだ。

荒野からお花畑へ
マサタやクムラン洞窟を見学した後、バスはガリラヤ湖へ向かう。クムラン洞窟を出た頃、周囲はほとんど緑のない砂漠だったのだが、ちょっと居眠りをして目を開けるとあたり一面のお花畑であった。「トンネルを抜けるとそこは雪国であった」ならぬ、「ちょっと居眠りをするとそこはお花畑であった」といったところだろうか。
花がきれいな所でバスを止めてくれて、写真タイムとなった。遠くではロバが草を食み、久々に心休まる時間であった。現地で図鑑を買って調べたところ、写真手前のわずかにオレンジがかった黄色の花はクラウンデイジー、遠くの明るい黄色の花はからし菜だと思われる。

エピローグ
この後、ガリラヤ湖に泊まり、地中海側の遺跡を見てエルサレムへ行ったのだが、ひとまずここで筆を(写真を)置くことにする。いずれまた更新したいと思う。
この写真は死海でのスナップである。ひっくり返って顔が濡れると大変なことになる、とガイドの方におどかされたので両手を広げてバランスをとり、慎重に浮かんでいた。死海の塩はアトピーに良いらしく、同室の方はお土産に大量に買っておられた。